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このごろのご報告——記事掲載のこと、ナラティヴ・カーニバルのこと

  • 執筆者の写真: 日本アサーション協会
    日本アサーション協会
  • 6月28日
  • 読了時間: 3分

更新日:6月29日

みなさん、こんにちは。隅谷です。少し報告が溜まってしまったので、今日はまとめて綴ってみようと思います。

先日、シンリンラボ(遠見書房の心理職向けオンライン・マガジン)第34号(2026年1月)にて「アサーションのすすめ」について特集されました。前代表の平木典子先生が、特集の総論として「アサーションとは何か」を綴っておられます。1970年代、カール・ロジャーズ主催のワークショップで初めてこの言葉に出会われたという話から始まり、半世紀近くにわたってアサーションと向き合ってこられた歴史そのものが詰まった一篇です。Webで拝読できます(https://shinrinlab.com/feature034_01/)その特集の中で、私は、学校分野での実践について書かせていただきました。(https://shinrinlab.com/feature034_03/)私が2012年から取り組んでいる中学生に対してのアサーションの2年間プログラムについて、実践からの学びを記した記事です。さらに当協会の八巻甲一さんは「職場におけるアサーション」をまとめられています(https://shinrinlab.com/feature034_04/)CAATで大切にしているリフレクティングのことにも触れていらっしゃいます。その他、カップルのアサーションや対人支援援助職、トレーナー養成の視点からなど、それぞれの先生方の立場から見たアサーションが並んでいるのを読むと、同じアサーションの現場でも様々な景色が見えるのだと改めて感じ、それぞれの視点で自他尊重について考えることの意義について改めて考えさせられました。

また、三輪書店発行の『作業療法ジャーナル』に、アサーションについての論文を書かせていただきました。前編・後編の2回にわたって、「協働に活かす自他尊重の自己表現について」というタイトルでお届けしてみました。前編(第60巻第4号、2026年4月)では、アサーションの基本的な考え方を、後編では、その実践から協働を考える、という内容です。執筆の依頼をいただき、日本アサーション協会で大切にしている“協働”、そして私自身がずっと取り組んできたテーマである“協働”そして“共に生きる”ということを考えて言葉にしてみました。作業療法士の方々に向けた専門誌ということもあり、現場で人と向き合う専門職の方々なら、アサーションの根っこにある、一人ひとりの基本的人権を大切にするという思想に共感してくれるだろう、そんな願いをこめて言葉にしたように思います。アサーションそのものが、ひとりひとりの生き方に近いものだと、改めて思いながらの執筆でした。

※有料ですが電子配信サービスから閲覧が可能です。



サグラダファミリア
サグラダファミリア

そして最後の報告です。今年もナラティヴ・カーニバルに参加させていただくことになりました!2021年から続いているこのイベントは、ナラティヴ実践協働研究センター(NPACC)が主催するファンドレイジングの集いで、無料カウンセリングを提供する「あまやどりプロジェクト」のための活動でもあります。当協会も協賛団体の一つとして、毎年関わらせていただいています。

今回、私たちのセッションでは「サグラダファミリア・モデル」のコミュニティ活動についてご紹介する予定です。……「サグラダファミリア・モデルって何?」と首をかしげる方も多いのではないでしょうか。当日、皆さんとの対話のなかで、少しずつその姿が見えてくるような時間にできたらと思っています。

詳しいプログラムは、こちらのサイトをご覧ください。


みなさんに報告を綴りながら改めて感じたのは、私たちの取組みは、結局はひとつのことを問い続けているということです。アサーションって何だろう、協働って何だろう。まだ見えない未知の世界を探究しているのかもしれません。


隅谷理子


 
 
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